日本学賞について
◇日本学賞趣旨
日本は千年を超える歴史の中で、さまざまにすぐれた文化を築き、独特の文明圏としての価値を世界に認められてきました。しかし近年はややもするとグローバリズム一辺倒の中で、すぐれた日本文化の価値が見失われがちになっています。
この現状に鑑み、いまこそわたしたちは積極的に日本文化の美質を世界に示すべきでしょう。それぞれの国のローカリズムこそが、豊饒な現代文明のグローバリズム構築に役立つと信じます。 より多くのすぐれた日本学が顕彰され、世界の中に所有されることを願って、日本学賞を贈呈したいと考えます。多数の方々の御応募を期待いたします。
何卒、皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
理事長 中西 進
◇日本学賞の内容
2013年8月16日
一般社団法人日本学基金
有(名称)(名称)
第1条 本賞は日本学賞と称し、英語名をJAPANOLOGY PRIZE とする。
(目的)
第2条 本賞は、日本学の各分野における、選考時点での最高の業績を顕彰し、よって研究の未来に資することを目的とする。
(対象)
第3条 本賞は、主として書籍、または書籍化が困難な業績については業績報告書を対象とする。
2. 受賞者の資格、国籍、居住地は問わない。
(表彰)
第4条 一般公募および推薦委員による第1次推薦候補者の中から、推薦委員会による第2次推薦を経て、主催者が決定する。
2. 推薦委員会は数名をもって構成し、任期は1年とする。
3. 推薦委員の重任は妨げない。
(実施)
第5条 正賞を賞牌とし、副賞として日本円100万円を贈る。
2. 2013年に第一回の贈呈を行い、以後各年にこれを行う。
以上
◇日本学賞推薦委員会
岩井 克人(経済学・文化功労者)※委員長
磯田 道史(歴史学・国際日本文化研究センター教授)
エリス 俊子(東京大学名誉教授)
沼野 充義(東京大学名誉教授)
中西 進(本法人理事長)
2024年9月5日時点